Friday, June 17, 2011

[JAPANESE FOLKTALE] ぐや姫 / putri kaguya


昔ある所に、優しいおじいさんとおばあさんが住んでいました。
ある日、おじいさんがうらの山に竹を切りに行きました。
すると、一本の竹がピカピカ光っていました。
「おうや、あの竹はどうしたんだろう? ピカピカ光っているぞう。」

おじいさんが竹を来てみると、中に小さな女の子が入っていました。
「おうやおうや、小さくて可愛い女の子だ、さあさあ、おいで。」
おじいさんはその女の子を家に連れて帰りました。
おじいさんとおばあさんが女の子に「かぐや姫」と名前をつけて、大切に育てました
                       
     
かぐや姫はミルミル大きくなり、そしてきれいなお姫様になりました。
かぐや姫の美しさは評判になり、たくさんの贈り物を持って、かぐや姫をおよめさんにしたいと言ってきました。お陰で、おじいさんとおばあさんはお金持ちになりました。

けれども、かぐや姫は誰にもおよめさんにもなろうとしません。
男の人達に次から次へ難しい問題を出して、困れました。

ところが、かぐや姫はだんだん元気じゃなくなってきました。夜になるといつも月を見ながら、泣いていまして。おじいさんとおばあさんが心配して、かぐや姫に尋ねました。「かぐや姫よ、どうして月を見ては泣いているんだい?」

するとかぐや姫は答えました。「本当は、私は月から来た者です。もうすぐ月から迎えが来て、月に帰らなければならないんです。優しいおじいさんとおばあさんにお別れするのが辛くて,泣いているんです。」

驚いたおじいさんとおばあさんは天星にかぐや姫の話をしました。とうとうかぐや姫を月から迎えに来る日になりました。天星もかぐや姫が好きだったので、たくさんの侍でかぐや姫を守りました。真ん丸いお月様が天高く昇りました。

すると、月がキラキラ輝き。お供の人達に囲まれて、きれいな牛車がおいてきました。侍達が弓で言おうとしましたが強い光に目がくらんで,なにも見えません。

「おじいさん、おばあさん、長い間、可愛があってくれてありがとう。これから月へかえらなければなりません。どうか、いつまでもお元気で、さようなら。」かぐや姫は涙を流しながら、おじいさんとおばあさんにお別れを言うと、月からの牛車に乗って、天に昇って行きました。




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